KAT-TUNについて気の向くままに 赤西ごとが多いです
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鉄筋コンクリートのクロとシロみたいな
BANDAGEのことをたくさん考える。飽きない映画。アサコはユキヤに光を、ユキヤはナツに光を、ナツはアサコに光を、各々見てる。けして、誰とも理解し合えない、三角関係。とにかく説明のない映画で、LANDSを描くわけでもない。三角関係の恋を描くわけでもない。多分、音楽なのだと思う。たまらなく音楽を好きな人が撮った映画なんだと思った。エンドロールのBANDAGEが終わるまで席が立てなくて、映画を観て、BANDAGEの意味がやっと分かった。
マネージャーのユカリが言う。「あのナツがこんな真面目なこと言っちゃって」そう言わしめた「元気」の発端を、観客は教えられない。アサコと出逢ったからなのか。では、アサコの何が彼を動かしたのか。どう、動かしたのか。ただ、音楽だけが、最後には音楽なのだという風に、それぞれの音楽を描いていく。夜の海のようなユキヤの音楽、アサコのいない部屋で歌われたナツの元気、ラストシーンのアサコの二十歳の戦争、そんな風に。アサコにとってのナツ、ユキヤにとってのナツ、ナツにとってのアサコ、どれも明確には描かれない。けれど、ヒントはそこかしこに落ちていて。わたしたちは、それを拾い集めて、BANDGEを完成させる。
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