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やっと感想が書けるー!試写と初日の2回見ての感想をさらっと。
映画というよりは記録映像のような感触でした。登場人物たちの動きを、ながれていく景色を、音楽を、淡々と切り取っていく映画。誰と誰がこうで、こういうひとたちで、こういう気持ちで、というような説明がない代わりに、音が止まない。それは音楽だけじゃなくて、ブランコの音とか、船の音とか。なるほど、音楽をやるひとが映画を撮るとこうなるんだなーと。あ、あれだよストーリー仕立てのPVみたいな映画、っていうのが一番近いかも。
主役のナツがとても情けない男なので(笑)それを魅力的に演じられる人間として赤西さんが選ばれたのは納得。彼のパーソナリティだけで2時間もつといったのは岩井さんだけれど、ほんっとその通りだと思ったwこれ、人によってはただの情けないうざい男で終わってしまう(笑)彼がやるから、情けなくてうざくてめんどくさいけど、でも気になる!みたいな気持ちが生まれる(笑)いや、ファンの欲目だけどねwだから逆に、彼に興味がないひとは退屈に思うかもしれないし、ストーリー重視の人も見るのがきついかな?という印象。
話題になっていたシーン66は確かによかった。というか、あんな長時間ナツでいるひとがすぐに普通に戻れちゃうってどういう構造してんだという気持ちにもなったw赤西さんすごいなあって素直に思った。キスシーンもよかったけど、ナツが起きて、アサコの手に自分の手を少し強い力で重ねたところにとてもきゅんとしました。だって!手、おっきい!(当たり前だけど)あ、でも、一番ぐわわっときたシーンは、シーン66ではないんだよね。
あの、シーン66後のスタジオのシーンで、二十歳の戦争をやるじゃないですか。あのときのナツの背中。背中からカメラがゆっくりと回ってマイクを口元に当てて歌ってるナツが映ったとき、一番ぐわわっとしました。後、最後のナツが美しすぎて、その美しさに涙が出るかと思った(笑)
色々言ったけど一番印象に残っているのが、ユカリ役の伊藤歩さんの美脚っぷりであったことをここに書いておきます。まじ超美脚。
赤西さん、これからもっと演技してほしいなってすごく思った。その度にこんなに大事になるのはちょっとめんどくさいけど、でも、このひとの演技をもっと見たいなってすごく!本当にすごく思いました。